2025.08.17 慢性疲労症候群
お菓子が疲れの原因かも?慢性疲労症候群と甘いものの不思議なつながり
こんにちは。岡崎ゆうあいクリニック院長の小林まさのりです。
今回は「慢性疲労症候群とお菓子の関係」について最新の研究成果も交えてお話ししたいと思います。

2025年、アメリカなど世界中で注目されている研究によれば、「お菓子などに含まれる砂糖」は、ただ甘いだけでなく、体にじわじわと悪い影響を与える可能性があることがわかってきました。過剰な砂糖の摂りすぎは、体の中で小さな炎症を起こす原因になりやすいというのです。この炎症は目に見えないレベルですが、慢性的な疲れやだるさ、免疫の乱れなどにつながる可能性があります。[2022. Autoimmunity Reviews]
このような炎症は「低度の慢性炎症」と呼ばれていて、すぐに痛くなるようなケガではなく、体の中でずっと続く静かな炎症のことです。そして、それが積もり積もると、体がだるくなりやすい、疲れが取れにくいという慢性疲労の状態につながることがあるのです。
2025年・オランダからの最新研究:腸のバランスと慢性疲労症候群
2025年、オランダ(オランダ王国)から報告された研究では、慢性疲労症候群の患者さんの腸の中にいる細菌の種類やバランスが、健康な人と比べて大きく違うことがわかりました。特に、腸の「いいバクテリア」が少なく、「悪いバクテリア」が多くなっている人が多く、これが体の炎症を引き起こし、疲れやすさや頭がすっきりしないといった症状を悪化させている可能性があると報告されています。また、腸のバランスを整えるような食事やプロバイオティクス(善玉菌をふやすサプリメント)、適度な運動によって症状が改善する可能性があるとも述べられています。[2025. Journal of Translational Medicine]
お菓子の甘さが疲れにつながる理由
普段から甘いお菓子やドリンクをよく食べたり飲んだりしていると、血糖値が急に上がります。体はこれを調整するためにインスリンというホルモンをたくさん出しますが、これがうまく働かないと太りやすくなるだけでなく、体の中で炎症が起きやすくなります。炎症があると、体は休もうとします。でも休んでもなかなか疲れがとれない――これが慢性疲労症候群のような状態につながることもあるのです。
毎日できるやさしい対策
お菓子が大好きな人に無理にやめなさいとは言いません。でも、ちょっとした工夫で慢性疲労症候群への対応ができます。
例えばおやつを選ぶときは、次のように考えてみましょう:
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果物を取り入れる:バナナやみかん、りんごなどは甘さも感じられて、ビタミンや食物繊維もあります。特にリンゴは「ネバネバ成分」が腸にやさしいです。
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ナッツやヨーグルトと組み合わせる:ヨーグルトにくるみやアーモンドを混ぜるだけで、たんぱく質やカルシウムもプラスされ、満足感がアップします。
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お菓子の量を少しずつ減らす:たとえばいつもより1/3にしてみる、週に2回だけにするなど、無理のない範囲で調整すると続きやすいです。
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水分も工夫する:砂糖入りの飲み物の代わりに、炭酸水やお茶、ミネラルウォーターを選びましょう。
岡崎ゆうあいクリニックの慢性疲労症候群の検査や治療
岡崎ゆうあいクリニックでは、自律神経失調症、慢性疲労症候群、線維筋痛症などを含め、脳疲労や睡眠の問題に対して多角的にアプローチしています。
● 鉄欠乏性貧血や甲状腺機能異常についての検査(保険診療)
● 睡眠時無呼吸症候群の検査(保険診療)
● 自律神経と脳波のリアルタイム測定(60分 19,800円・自由診療)
その場で患者さん自身が数値の変化を確認でき、心身の状態を「見える化」することができます。
● 高気圧水素酸素治療・調圧水素療法(60分 8,000円・自由診療)
交感神経の緊張をやわらげ、深いリラックス状態へ導きます。
● 心理面からのアプローチ:カウンセリング(60分 19,800円・自由診療)
必要に応じてカウンセリング的な対応も取り入れながら、ストレスの根本原因と向き合うお手伝いをしています。
● 電磁波や歯科金属による影響評価
隠れたストレス因子の可能性も含めて、包括的な視点からアドバイスいたします。
「眠れない」「疲れが取れない」「気持ちが落ち込む」——そういった悩みは、決してあなた一人だけのものではありません。
大切なのは、自分の身体の声に耳を傾け、少しでも早く適切なケアを始めることです。
もし今、何かしらの不調を感じているなら、まずはその原因を一緒に見つけていきましょう。
岡崎ゆうあいクリニックにご相談ください。
