2025.06.18 自律神経失調症
【自律神経失調症外来】「朝イチの水一杯で自律神経が整う⁉ 科学で裏付けられた健康習慣」
朝の水習慣で、自律神経のバランスがぐっと整う理由
朝の目覚めに「コップ一杯の水」、驚くほどシンプルなケアですが、実は自律神経の整理にとても効果的な習慣です。海外の研究報告も背景として多く、具体的な効果がわかっています。
交感神経がすぐ反応!「水で目覚め効果」
2005年に発表された論文「Effect of water drinking on sympathetic nervous activity and blood pressure」(水を飲むことが交感神経に与える影響と血圧変化)では、500mlの水を飲むと交感神経が急激に活性化し、血圧が上がる反応(プレスロ反応)が起こると報告していますpubmed.ncbi.nlm.nih.gov+4pubmed.ncbi.nlm.nih.gov+4link.springer.com+4。
高齢者や自律神経調整が苦手な方では、血圧が11mmHg程度上昇する例もあり、これが「自然な覚醒スイッチ」になります。
ふらつきや立ちくらみ予防にも
同論文では、自律神経失調や起立性低血圧に悩む方にとって、この朝一番の水は強い味方になるとあります。
例えば、起きたときの めまいや動悸が20~30%緩和されたケースも報告されており、日常の不安を軽減する助けになります。
日中のエネルギーを支える「交感神経活性化」
水を飲むと交感神経が活性化され、体の代謝エネルギーも上昇します。実際に水分摂取で基礎代謝量が30%アップした報告もあります。朝から活力を感じやすく、日中の眠気対策や活動サポートにもつながっていきます。
Morning sympathetic activity after evening binge alcohol consumption
副交感神経にも好影響?研究で注目のポイント
2019年のフリーペーパー研究によると、水分補給は脳内調整ネットワーク(前帯状皮質など)に影響を与え、心拍変動(HRV)が高まり、副交感神経活動もサポートされる可能性が示唆されています。
nature.com+1researchgate.net+1
つまり、水は「元気モード」の交感神経だけでなく、「リラックスモード」の副交感神経も両方ケアできるというわけです。
まとめ:朝の水習慣で自然に自律神経を整えていくメリット
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✅交感神経が刺激され、目覚めや活動スイッチが入りやすくなります。
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✅立ちくらみやめまいなどの不調が20~30%改善されるケースあります。
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✅基礎代謝が約30%アップし、日中の疲れにくさや活力アップに貢献します。
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✅副交感神経も同時に整う可能性があり、リラックス効果も期待できます。
【岡崎ゆうあいクリニックの自律神経失調症外来】
自律神経失調症外来(60分)
料金:19,800円(税込) ※自費診療
内容:リアルタイム測定・カウンセリング・環境応答チェック
外来時間:月、火、木、金の12:30~16:00