医療情報

2022.02.21

保江邦夫先生からの応援メッセージ

 

小林正学先生の「感性医療」に大いに期待する

 

皆様もお察しのとおり、人間の心と身体は密接に関係しているために、平穏な心を失うことで様々な病気を引き起こしてしまいます。心身症と呼ばれる日常的なストレスを原因とする現代病だけでなく、様々な臓器に発症したがんについてもその誘導因子の根底には患者の心に巣くった怒りや恐怖、さらには憂うつや悲しみといった感情があることが主に海外での先端的研究によって示されています。確かに我が国の医療現場においても、たとえ末期がんであっても愛に溢れて精神的に落ち着いて穏やかに暮らせている患者は経過がよく、意識の変容によってがん組織が消えてしまう場合も報告されています。

 

がん専門医として長年にわたってがん患者の治療に注力してきた医学博士・小林正学先生は、ご自分ががん患者となったことでこのような心の働きの重要性に気づき数々の統合医療の現場で研鑽を積みながら、最終的に自らの心を生み出している思考パターンの仕組みを理解して心の重荷を手放すことにより自分自身を取り戻すことができたのです。そんな貴重なご経験と多くのがん患者の皆さんを救いたいという熱い思いから、感性を重視した心のケアを医療に導入した新しい医療と位置づけられる「感性医療」を創り上げてこられました。それは人間の感性を大事にして、自分自身を取り戻しながら本当の自分の人生を生き切る手伝いをする医療に他なりません。

 

そして、小林正学先生はこのたび「感性医療」を取り入れたクリニックを新たに開業し、「感性医療」を一般診療の患者だけでなく、がん患者の皆様にも頼っていただける伴走者となることを目指すことになりました。ネガティブな感情のまま手術を受けるのと、感謝と愛に溢れた気持ちで手術を受けるのとでは、その後の経過も変わってきます。「感性医療」によって心が救われれば免疫が向上し病気が治る患者が増えるのです。そして、がんをきっかけに人生の棚卸しをして、生きる喜びに満ちた日々を過ごせるようになれたなら、たとえがんになっても幸せに生ききることができるに違いありません。

 

小林正学先生、大いに期待していますよ!

 

保江邦夫先生のサイト→https://yasuekunio.com/

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