疲労外来

誰にもわかってもらえない「疲労」の苦しみに悩んでいませんか?

□寝ても休んでも疲れがとれない。

□人と同じことをしていても疲れやすい。

□朝起きづらい。

□仕事が終わると疲れすぎてそのまま寝てしまう。

□日中疲労感があり居眠りする。

 

など疲労で悩んでいる方は多いです。

疲労の原因は睡眠不足、ストレス、運動不足、過食、飲酒、食事内容などがあります。

しかし、それ以外の原因も非常に多く、一般的な検査では見過ごされやすく、

「怠けているだけ」とレッテルを貼られてしまい、苦悩されている方が多いのが現状です。

あなたの慢性疲労の原因はなんでしょう?

・睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に呼吸が一時的に停止する疾患で、いびきや日中の過度な眠気を引き起こします。慢性的な酸素不足により、体への負担が増加し、疲労感や集中力の低下を招きます。一方、慢性疲労症候群(CFS)は、原因不明の強い疲労が持続する疾患で、SASとの関連も指摘されています。両疾患ともに治療せず放置すると生活の質を著しく低下させるため、早期の診断と適切な治療が重要です。

・鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は、体内の鉄不足によって赤血球が十分に酸素を運べなくなる状態で、慢性的な疲労感や倦怠感、集中力の低下を引き起こします。特に女性や成長期の子ども、妊婦に多く見られます。一方、慢性疲労症候群(CFS)は、原因不明の強い疲労が続く疾患で、鉄欠乏性貧血が症状を悪化させる場合もあります。どちらも早期診断と適切な治療が重要です。

・更年期障害

更年期障害は、ホルモンバランスの変化により身体的・精神的な不調が現れる状態で、特に女性に多く見られます。症状には、ほてり、不眠、気分の落ち込み、疲労感などがあり、慢性疲労とも関連することがあります。更年期の疲労感は、ホルモンの変動や睡眠障害が原因となる場合が多く、放置すると生活の質が低下します。ホルモン補充療法(HRT)や栄養改善、適度な運動、ストレス管理が有効です。

・ビタミンD欠乏

ビタミンD欠乏は、骨の健康だけでなく、筋肉機能や免疫力、エネルギー代謝にも影響を与えるため、慢性疲労の一因となることがあります。特に日光を浴びる機会が少ない人や高齢者、食事から十分なビタミンDを摂取していない人に多く見られます。ビタミンD欠乏は、倦怠感や筋力低下を引き起こし、疲労感を悪化させる可能性があります。日光浴やビタミンDを含む食品(魚、卵黄など)の摂取、必要に応じたサプリメントが効果的です。慢性疲労が続く場合は、医師による血液検査でビタミンDレベルを確認し、適切な治療を受けることが重要です。

・自律神経失調症

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることで、倦怠感や頭痛、めまい、不眠など多様な症状を引き起こします。慢性的な疲労感はその主な症状の一つであり、ストレスや生活習慣の乱れが原因となることが多いです。自律神経の乱れは、体の回復力を低下させ、慢性疲労を悪化させる悪循環を生みます。対策には、規則正しい生活リズムの確立、リラクゼーション法、適度な運動が有効です。症状が続く場合は、医療機関での相談を通じて、根本的な原因を特定し、適切な治療を受けることが大切です。

 

疲労の原因を一緒に探していきませんか?

当院では、疲労の原因を詳細な血液検査で分析するだけでなく、

睡眠時無呼吸検査や更年期障害、見逃されやすいタイプの鉄欠乏性貧血なども幅広く診察していきます。

必要に応じて、自律神経と脳波のリアルタイム測定により、

自分では意識できていないストレスの原因を見ていくことも提案させていただきます。

(自律神経・脳波リアルタイム測定は自費になります。)

 

心と体は密接に関係していますので、疲労の原因が精神的なストレスであるケースも多いです。

その際には、心へのアプローチについても提案させていただきます。

 

どこに行っても原因がわからない疲労でお困りの方は、一度、当院の「疲労外来」を受診してみてください。

一緒にあなたの苦しみの原因を探していきましょう。

 

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